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2000年12月28日

多分、今年はこれでおしまいです。

= fj.comp.lang.cProgram Paper-Slide-ShowQ

プログラムの動作(実行中のステートメントとか、関数の呼出し状況とか)をグラフィカルに見せるというツールの紹介記事です。さすがに実際の作業でぐりぐり使おうとは思いませんが(笑)、眺めてわかるというのは面白いアイデアです。

GIFアニメを見て「ヘぇ…」と思ったのですが、実行ステートメントと関数呼出を上手く二次元の画面にマッチさせているところがよくできています。見てしまえば「おー、こりゃあたりまえだな」と思うのですけれど、なにもないところからこの表現にたどり着くところがまず第一のハードルだったのではないでしょうか?

ただし、このGIFアニメは同じ所をぐるぐる繰り返しているだけのようですから、ハノイの塔をご存知の方(再帰呼出しを知っている全ての人かな?/笑)が期待されるであろう挙動は残念ながら示しません(苦笑)。まぁ、その辺は実際に動かしてみてのお楽しみということなのでしょう。

これだけなら特に取り上げることもなかったと思うんですが、こういうものの面白さを感じることができない人というのがいるようで、一所懸命否定してるのが笑えます。曰く「gdbのほうがわかりやすい」とか(gdbが使えるスキルがあれば、そんなのあたりまえ)、「関数の呼出し順がわかってもなにも面白くない」とか(単体試験がきちんとできてればそんなことはあたりまえですが、意図せずにそういうコードになってることもあるんですけどね/笑)、なにもあんたの意見とあんたの人格を全否定してるわけじゃないって(爆)。

記事を辿っていくと徐々に明らかになってくるのですが、どうもこの否定的な人は組み込みプログラムを主に扱っている人で、他の環境というかパラダイムがあることを全く知らなかったようです(苦笑)。ま、いくつかやり取りしてるうちにそのことに気づいたようですが(ぉ。

どうもfjで見る限りにおいては、DTP屋さんとか組み込み屋さんとかは世界が狭くていかん(大暴言/笑)。


なっきー