タイトル未定 (2000年5月1日〜)

2000/5/17

う〜む、ひと月もの間何も書かないというのは酷すぎですな(泣笑)。

年代ものOS

なにを血迷ったか、XLVNS-1 Ver. 1.6を某古式OSでmakeしてみる。今では当たり前のような定数や関数がないためにエラーが起こって止まるため、止まったところで原因を見て修正…を何度か繰り返してmakeに成功。…したけど、ちゃんと動くんか? これ。

行き当たりばったりな修正の記録

  1. mmapが失敗したときの戻り値MAP_FAILEDが定義されていなかったため、#define MAP_FAILED (-1)とした。
  2. rand()関数の戻り値の最大値RAND_MAXが定義されていなかったため、定義しようと思うも、BSDスタイルとSystem Vスタイルで戻り値の範囲が違う(大汗)ために苦慮中。とりあえず、BSDスタイル(謎)を採用して#define RAND_MAX 2147483647でお茶を濁す(危なすぎ)。
  3. strerror()関数が存在しないため、sys_errlist[]を直接参照するように変更。無理やりマクロで収める。
  4. snprintfが存在しなかったので、sprintfで無理やりごまかす(超危険)。こいつはさすがに何か考えないといかんだろな…。

…というわけで、あまりのquick hackぶりが恥ずかしすぎるので差分はなしです。


コンパイルが終了して、いざ動かすべく「雫」を探し回るもまったく見つからず。「To Heart」は出てきたんだけどなぁ…、もう一個買うか…(笑)。

2000/5/19

古式OSとわ

はわ〜、バレてる〜(笑)。一行に書いたのが敗因か? それとも…(爆)。snprintf()については、とりあえず暇をみて「パス名生成部分/その他」にわけてまともな差分を作りたい…。(すぐやれ > 自分)

といっても、"__FreeBSD__"のようなOS固有のpre defined symbolをまったく知らなかったり(これって、コンパイラのオプションかなんかで調べられるんでしたっけ?)、そもそも「snprintfってなに?」とばかりFreeBSDのマニュアルページを見に行ったりという体たらくなので(よくよく考えればstrnxxx()と同じノリの関数なのですね)、いつになることやら(苦笑)。

2000/5/21

謎の一瞬

珍しく自分から話題を振ってみよう(笑)。

いよいよ今日、「NHKアーカイブス」で、全日空機羽田沖墜落事故の事故調査団を追ったドキュメンタリ「謎の一瞬」が放映されます。なにしろ放映されたのが昭和41年。私は小学校にすら行ってませんし、ここを読んでる人の多くは下手するとまだ生まれてないんじゃないでしょうか。

そもそも、「羽田沖…逆噴射機長?」って人は多いでしょうし、下手すると「『逆噴射』ってなに?」って人も結構いるかも(笑)。

それでもおそらくこの番組のことを聞いたことがある人はそれなりにいるんではないかと思います。というのも、私がこの番組を知るきっかけになった本「マッハの恐怖」はまだ発行されつづけている(よね?)超ベストセラーですから、きっと読んだ(そしていろいろと考えさせられた)人が多いと思うのです。

私は特に工学者の端くれとして「こんなんが事故調査やってていいんか?」という疑問を「マッハの恐怖」「続・マッハの恐怖」で強く感じたものです。それもあって、この事故を淡々と描いて非常に評価の高かったといわれる「謎の一瞬」を見られるというのが非常にうれしいですね(苦笑)。アーカイブと、それを生み出すきっかけになったと思われる「新日本紀行」デジタル化に感謝。

ついで(違)に、「空白の110秒」もやってくれることがわかってなお喜んでます。


なっきー